転職をしてチームに合流して、だいたい一ヶ月ぐらいですかね。
自分が所属したチームではスクラムを導入して開発を行っています。 1スプリントが2週間として 2スプリントが終わりました。
内訳としては片方はリリーススプリント、もう片方はスプリント #1 みたいなものだったのですが、どちらもうまく貢献できた感は無かったです。
深堀りすると、リリーススプリントでうまく貢献できなかったのは、そもそも入社してすぐでキャッチアップタスクみたいなのが多かったり、特にスプリングプランニングに当たるタスクもやってなくて突発的に発生した不具合修正みたいなのをやってたから、と思っています。
逆にもう片方のスプリント#1は、スプリントプランニングがチーム全体としてうまくできていなかった、という反省点は持ちつつも、個人的な反省点としては スクラムの雰囲気が掴めず 割とこれまで経験していた開発手法を軸に雰囲気で仕事していた感がありました。
もっと1スプリントを有効に活用したい、とも思いますし・・という事で諸々の経緯で相談した所、書籍を勧めて頂いたのでそれを読んでみたってのが本日のハイライトです。
このブログでは、SCRUM BOOT CAMP の書籍の紹介と、ネクストアクションを書いてみようかと思います。
そーだいさん「スクラムをはじめてやるならこの本読むと良いぞ!」 って言ってくれた本が届いた。
— ikkitang (@ikkitang) 2021年3月26日
スクラムのイベントが頭に入っておらず、このスプリントはあんまり成果が出せなかったので、これで完全に理解していく。 pic.twitter.com/qRFs13fCNs
SCRUM BOOT CAMP の書籍
初版が2013年にでていて、その後2020年5月に改訂版が出版されています。
中身としては「ボク」という スクラム
の知識が無い登場人物がひょんな事から会社の新規案件でスクラムマスター
になる、という物語を軸にして スクラムis何?
という所と こんな問題があった時どうする?
という内容が紹介されています。
この本のいいところとして自分が感じたのは3点です。
- 読みやすさの工夫
- 何度も読み返す事を念頭に置かれた工夫
- スクラムマスター視点での展開
読みやすさの工夫
割と至る所で読みやすく、また内容が捉えやすいように工夫されてたなー、って感じがありました。
文字文字した感じじゃなくて、適宜 図が挿入されていたり、やり取りが漫画になってたりして、より読者にイメージがしやすいように制作されているように感じました。
何度も読み返す事を念頭に置かれた工夫
末尾にある索引だったり後書き的な部分に何度も読む事を念頭においた工夫がされているなって思いました。
例えば、後書き部分に、 悩んだ事の参考にしてください
っていうまとめで スクラムマスターの「ボク」くんが学んだスクラムの中で気づいた大事な所が ページと一緒にまとまっていたりします。
例えば ロールは目印 ・・・ p.xx
/ スクラムチーム全員がプロダクトバックログについて知っておく ・・・ p.yy
みたいな感じです。
多分、悩んだ時とか何かうまくいかなかった時にきっとここを再度読み返して 「あぁ、そうだったな」 ってなるなって思いました。
スクラムマスター視点での展開
この2スプリントを経験していく中で スクラムマスター的な人からの指示だったり、チームの中で無意識にやってるような事だったりで、「これどういう意図があってやってんだろう?」 みたいな事を感じる事が多くありました。
「ああ!そうかこういう意図があるからこその指示(やり取り)なのか」と多くの所で腑に落ちました。 これはおすすめできる点じゃなくて、僕にとって良かった所ですねw
所感
・・で、まあこういうのは普通にAmazonレビューに書けばいいですね。書き出して少ししてから思いました。
それはさておき、前職でのサイトフルリニューアルで最後の方は スプリント / ベロシティ みたいな考えはチーム全体として出てきていたりしたので、そういう点では一度経験しているので腹落ちはしやすかったかな、と思います。
まあ、完全に理解したものの全てが腹落ちしたわけではなくて 「これは・・理解はしたけどアクションとしてどういう感じでやっていくんだろ・・?」 みたいな所も多少感じたりはしたので この辺は実際に運用して、スクラム経験者の人達の立ち居振る舞いから学んでいきたいな、と思います。
余談ですけど、アジャイル開発手法の一つとして スクラムがある、って書いてあって「完全に別物だと思ってたわ」 っていう仰天な出来事がありました。
これを経てのネクストアクション
スクラムってのがどういう流れで進んでいって、どういうロールでそれぞれが作用してどんなチームになるのかが頭に入ってきたような気がしました。
そうすると、各スクラムイベントでは どういう事前準備が必要できっとこういう感じで進んで・・ってのが把握できます。
自分はMTGは事前準備やってないと何もできない系男子なので、この事前にイメージが湧くことはMTGのシミュレーションをする事に役立てる事ができると思います。
まずはこの書籍を読んでからの準備と、実際にスクラムイベントに参加した事での貢献度的なのを自己評価しながら ギャップを埋めていきたいな、って思いました。
あと、きっと説明してもらってるとは思うけれども・・ スクラムマスターが誰で プロダクトオーナーは誰で、みたいな自分が所属しているチームのロールを誰が担っているかの把握が怪しく感じたので、その辺は少し明るくしておく必要があるよな、ってのは思いました。
あとはそうだなー。。 今後入っていく為に スクラムってこういうもんで それぞれのロールはこの人が担ってるよ、的なのをドキュメント化しておくと自分と同じようなスクラム未経験者にとって重要になると思うのでその辺も整備していくか、っていう気持ちになったって感じですかね。
まとめ
SCRUM BOOT CAMP はいいぞ!
一旦雰囲気掴めたので今後は実際に動かしながら自分の中で消化していきたいな、とは思いますかねー。