ほぼ日AWS ソリューションまとめ 2日目 ストレージソリューションについて

ほぼ日AWS について

AWSのソリューションについて学んでいく為に、以下のAWS管理画面で見れるすべてのサービスについて、どんな時に使われてそれらがどんなソリューションなのかまとめてみたいと思います。

※ ちなみに著者はAWS初心者勢です。
ソリューションがどういうものかに重点をおいて調べてまとめているだけですので、ノウハウTipsの提供等はできません。

このブログの目標

読んだ方(主に自分)が、AWSのソリューションについて 「ああ、AWSののこのソリューションって〜〜〜っていうもんでしょ?」ってざっくり理解するのに手助けになれば幸いです。

では、本題。

ストレージソリューション について

クラウド上で ストレージを提供するクラウドストレージのマネージドサービスのソリューション達です。 (まんまww)

ローカルのファイルをクラウド上のストレージを保存してバックアップとして役立てたりする事で活用されます。

主として以下のサービスが提供されています。

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S3

何ができるのか

正式名称は Amazon Simple Storage Service で、それらの頭文字をとって 一般的に S3 と呼ばれる。

インターネットを経由してあらゆるデータを保存したり、またそれらを取得する事が出来るオブジェクトストレージのサービス。

複数種類の暗号化に対応していて安全で、かつ 99.999999999% という高耐久で、かつ数十兆を超えるオブジェクトを保存出来るまでスケールするスケーラビリティの高さが売りのサービス。

無料利用枠ある?

あるよ。

毎月、 S3標準ストレージ 5GB 、20,000 Getリクエスト、 2,000putリクエスト、 データ送信 15GB の無料利用枠がある。

これらは サインアップより一年後に消滅する。

東京リージョンある?

あるよ。

主なユースケース

安全性・スケーラビリティ・高耐久性などの信頼性を活かしたサービスの利用方法が多い。

例えば、 データベースのバックアップ保存先として S3を利用したり、 またスケーラビリティの高さを評価して機械学習のデータレイクとして利用されたりする。


EFS

何ができるのか

正式名称は Amazon Elastic File System で 頭文字をとって一般に EFS と呼ばれる。

AWSクラウドサービス用のシンプルでスケーラブルなファイルストレージ。

アプリケーションを中断する事なくオンデマンドで伸縮自在にスケールするように設計されている。

無料利用枠ある?

なさそう。

東京リージョンある?

なさそう。

主なユースケース

例えば、 複数の EC2インスタンスAmazon EFS にアクセスする事で共有フォルダ的な役割を果たしたり、 AWS Direct Connect を利用し オンプレのサーバーに Amazon EFS をマウントする事で オンプレサーバーのデータをEFS上にバックアップするなどの用途として利用出来る。


Glacer

何ができるのか

Glacerは 安全性と耐久性に優れた、 "極めて低コスト"のクラウドストレージサービス。

比較的にコストが低い為、データのバックアップなどデータを長期的に補完する事を目的とした場合に利用するのが向いてる。

その半面、データへのアクセスについて制限があり、一瞬で取得する事は出来ない。(高速取得で 1〜5分、標準取得で 3〜5時間 掛かったりする。)

また、 Amazon Glacer は データにクエリを実行したり、アーカイブ内から必要なデータのサブセットだけを取得したり出来る。(この点ではそれが出来る唯一のクラウドアーカイブストレージサービス とも謳われている。 )

無料利用枠ある?

あるよ。

Amazon Glacier のデータの量を 一ヶ月につき 10GB まで無料で取り出せる。([standard]取り出しの場合)

※ 上記は サインアップ後から1年間のみ有効。

東京リージョンある?

あるよ。

主なユースケース

サービスの概要でも書いたけど、低コストである事を利用して 「滅多に利用しないけど消せない古いバックアップ」とかをこちらに置いておくとコストを抑える事ができそう。(コスト比較はやっていないです、すみません。)


Storage Gateway

何ができるのか

AWS Storage Gatewayは オンプレサーバーから(標準的なストレージプロトコルを利用して)AWSクラウドストレージへのアクセスを可能にするハイブリッドストレージサービス。

Storage Gatewayゲートウェイアプライアンス的な役割を果たし、「帯域幅の管理」 や「データ転送を効率化」したり、場合によってはローカルにファイルキャッシュを行う。

複数のゲートウェイがサポートされており、以下の3種類がある。

  • ファイルゲートウェイ
    オンプレ・仮想サーバー上のファイルデータを AWS Storage Gateway 経由で Amazon S3 上のオブジェクトとして格納。

  • ボリュームゲートウェイ
    オンプレミス環境のディスクデータをAWS Storage Gateway 経由で Snapshot として Amazon S3上に取得して、 Aws上での Disaster Recovery を実現。(オンプレ側のStorage Gateway へリストア、もしくは EBSディスクへのリストアとかも可能。)

  • テーブゲートウェイ

無料利用枠ある?

なさそう。

東京リージョンある?

あるよ。

主なユースケース

オンプレ上から S3をバックエンドストレージとして利用する事が出来る。(その際の通信等は Storage Gateway が最適化してくれる。)

...など。


所感

S3 好き。

Storage Gateway ってソリューションがあるのは知らなかった。

わざわざSSHとかで頑張ってたけど、このサービス使えばもっと楽に構築出来たのかな、とか思ったりする。


リンク集

1日目 コンピューティングソリューション

2日目 ストレージソリューション

3日目 データベースソリューション

4日目 移行ソリューション

5日目 ネットワークソリューション

6日目 開発者用ツールソリューション

7日目 管理ツール ソリューション

8日目 メディアサービスソリューション

9日目 機械学習ソリューション

10日目 分析ソリューション

11日目 セキュリティソリューション

12日目 モバイルサービスソリューション

13日目 VR ARサービスソリューション

14日目 アプリケーション統合サービスソリューション

15日目 カスタマーエンゲージメントサービスソリューション

16日目 ビジネスの生産性ソリューション