問題と向き合うことは重要なスキルだと感じた話

こんばんは!!! 最近ブログ書いてないなーーって思っていたので、最近風呂の中で考えてたことについて数分で書ききることを目標にブログを書いてみようかと思います。

最近、社内の人たちと朝活をしているのですが、自分はこんな本を読んでいます。

これ自体は大学・社会人向けの統計学の本で、中身はガッツリ数学の書籍なんですが、一章の序盤に展開される所はとても興味深いものでした。

統計学の基本的な概念として、 観測値の集まりである データ と データの抽出元である 母集団 があります。 統計学において、「データの抽出」というのはとても大切な作業です。例えば、 「男子高校生の身長の平均を測るのに身の回りのバレー部の男性にだけアンケートを取ってみる」 などということをすると、データは「男子高校生」では無く「男子高校生バレー部」の身長の平均になりますし、競技の特性上、身長が高めの人が集まりやすいかもしれません。これは、データが母集団を代表していない状態となっていて、バイアスがある状態と表現します。

「これって僕の感想なんだっけ?」の視点

このバイアスがあるデータを集めている状況というのは、無意識的に発生しうるものだととても思いますし、データを見て分析をする ということを仕事で実践していくにあたって、「ところで、このデータってバイアスは排除されているんだっけ?」 という問いはとても重要な行為なのでは、と改めて感じました。

そもそも考えていくと、自分の仕事の中でデータのバイアスに限らず、日々「問題」について向き合う中で、「課題はこれ」という追求をするんですが、その中で「今、困っている問題は本当にこの課題を解決することで解決されるんだっけ?」 という思考はとても重要な問いでありスキルだな、と思います。(改めて気付いたっぽいけど、クリティカルシンキングってことですねw)

Tech Lead みたいなポジションをやってるので、余計に課題の確からしさについて深く理解することや説明できる状態ってのは目指すべきだし、もっと自身がした思考をアウトプットするのも合わせて大事だなーということを思いながら読みました。

この統計学の書籍、11章まで読んだのですが、「あれ、僕なんのために統計学勉強したいんだっけ?」という問いが生まれています。明日も朝活頑張ります。