スターフェスティバルに転職して2年経った

2021年の3/1 にスターフェスティバルにJOINしたので先週で丸2年が経過した。

例によって在籍振り返りブログを書いていく。 いわゆる現職エントリーって奴。

ちなみに前回の振り返りブログはこちら。

www.ikkitang1211.site

1年前は何をやっていたかというと 社内でも力を入れてる既存のプロダクトのリプレイスプロジェクトのアサインを前に準備を進めている頃だった。

技術的な部分では、イベント駆動アーキテクチャで開発を進める方針になったので、イベント駆動アーキテクチャを司るミドルウェアのApache Kafka の勉強会を社内で開催したりとか、社内でも既存のプロダクトにおける運用ルールをヒアリングしたりとかやってたらしい。 まあまあ忙しかった。(w)

では、そこからの1年間を振り返って自身の成長ポイント、今後の課題を考えてみたいと思う。

この1年間の概要

まずは、プライベートでは、子育てに奔走した日々だった。去年の11月までは、妻が育休期間だったので仕事の合間に娘を見たりしてた。第一子のときは自分はオフィス出社だったので、知らなかったけど、在宅勤務の中で子供が家にいると、ちょっとした休憩時間に娘と戯れる事ができる部分と、娘の大号泣により何も仕事が出来なくなるタイミングと 2:8 ぐらいの割合で発生する。

結構、 今日は娘の期限が最悪なので、2時間ぐらい抜けます! みたいな事言って仕事を抜けてた気がする。忙しい所なのに、チームの方々には甘えさせて頂いた。その期間は本当に助かった。ありがたい。

また、妻の仕事復帰をきっかけに保育園の送迎は妻、自分は仕事が終わったら晩ごはんを作ったり風呂の準備をしたりして待つ、という生活スタイルに切り替わった。 前は結構 柔軟な仕事時間だったんだけど、今は 8時 ~ 17時 の勤務時間で 17時にピッタリ終わらせないと後がつっかえるって感じになっており、その辺チームに融通をきかせてもらってる。ありがたい。

なので、ライフスタイルの変化が仕事に影響が出た一年だった。

仕事においては、既存プロダクトのリプレイスプロジェクトが実際に始動し、ローンチをを迎える事ができた。今も継続的に課題解決を進めている最中である。

7月には TechPdM という役割も頂いた。

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Goodポイント振り返り

そんな中で Goodポイントとしては、以下

  • 複数のポジションを経験した事により、色んな視点が得られた
  • モデリングに対してしっかり向き合った

複数のポジションを経験した事により、色んな視点が得られた

この一年、色んなポジションを経験させて頂いた。

先程言ったリプレイスプロジェクトにおいて、 プロジェクトマネージャー として、1st リリースを進めていったのがまず一つ。 また、 TechPM として技術的な意思決定にどんどん関わっていったり、逆にエンジニア以外のメンバーの方とのコミュニケーションをエンジニアチーム代表的な立場でやっていった。 また、今は 割と プレイヤー に近い立場でコードを書く時間を増やしてもらってる。

色んなポジションを経験する事で、そのポジションでやっておいてよかった事をそのまま次のポジションでもやるってのが割と自然にできるようになってきたのが凄くよい。

プロジェクトマネジメントでは、完了条件が詰められていない物はタスクとして不安定になりがちだった。プレイヤーになった今だと、予め完了条件を自身で定義し切った上でその時点での不明点を予め減らしておくみたいな動きを自然とできるようになったように感じる。

まあ、当たり前と言われればそれまでではあるが。。。w こういうのやっておくべきだよね ってのを普通にできるようになってきたのはとても良いことだな、と思う。

モデリングに対してしっかり向き合った

(良いモデリングが出来てるかはさておき)、この1年は ドメインモデリング・データモデリングにめちゃくちゃ向き合った1年だった。

「仕事のやり方は変えなくて、システムが動いてるかどうかだけ見たら今のシステムが一番いいに決まってんじゃんそんなの」

これは、最近政治家の河野太郎さんがおっしゃっていた事の引用。 めちゃくちゃ同意する。 自分達は、リプレイスプロジェクトを進めていっている。 リファクタリング じゃなくて リプレイス なのは、このプロジェクトには 今のシステムを新しく書き直してコードベースを綺麗にする事が主目的じゃなくて、 レガシーな運用体制などを見直したり改善をして、スターフェスティバルの未来を支えるプロダクトを刷新していく事がミッションとして含まれているからである。

ドメインのモデリングとしては、 今のシステムはこうなっているけど、本質はこういう所で分割をしたいはず。 あるべき姿はこんな感じじゃないですか!? みたいな向き合いをやってきた。 で、それをコードで表現して開発をするというドメイン駆動開発の手法を採用している。

まあ、既存のプロジェクトと平行運用しながら進めていく為、リモデリングはそっくりそのまま適用出来ない事もあるのがもどかしい事ではあるが、会社の未来やビジネスの成長を議論しながら あるべき姿を探っていく開発体験は刺激的だし、そういう事ができる 優秀なチームメンバーに恵まれているのは有り難い限りだと感じる。

そのほかにも、実際にドメインのモデリングの結果をどのようにデータとして保持するかみたいなのをライフサイクルの観点で検討したり、ドメインモデリングをどのようなClassで表現するか(どんな英語を採用するか)みたいなのも検討する会をやったりした。

自分や他の方が最近やったのだと、 PlantUML でドメインやデータのモデリング図を持ってきて、画面共有で説明をして、モブレビューする モデリングレビュー会 みたいなのをやった。 新しいモデルの解像度がバク上がりするので、めちゃくちゃ良い体験で モデリング担当側としても モデリングレビュー側としても色んな学びがある。

「仕事のやり方は変えなくて、システムが動いてるかどうかだけ見たら今のシステムが一番いいに決まってんじゃんそんなの」

もう一回引用しよう。 ほんまこれ。 (既存システムの柔軟性と既存フロートの親和性エグい)

Moreポイント振り返り

  • 時間の使い方に課題がある

時間の使い方に課題がある

日々色んな仕事がある中で、効率的にバリューを出していく為に上手く仕事進められてるかなーーーみたいなのがある。

MTGだったりチームがハドルにいるから参加したりみたいな背景で、ガッツリ時間を取って開発に集中できる状態とかもあんまり無くて、普段、フロー状態になる事なんてここ最近経験しなくはなってきた。

そういった中でここは時間取れそうだから、集中して作業にあてる時間とする とか ここはあんまり時間取れないから諦めてドキュメント整備に費やす、とか。 そういった空き時間のバランスを見て効率良く作業を進める部分にまだまだ課題がありそう。 気付けば何か小さい時間を見つけて細切れに作業をし、その結果直前の作業を忘れたり思い出したりをしながら仕事してる状態になってるので、あまり自身のリソース効率としても良くないという課題を感じる。

そういった部分で、この一年間は時間を有効的に使える状態を目指していきたい。 「コード書く時間が取れないぃぃ」 みたいなのストレス溜まるだけなので、自身を上手くコントロールしながら仕事に向き合っていきたいとおもう。

プライベートでも育児を言い訳に中々キャッチアップも不足していて、最近 技術的にも手堅い技術選定しかしなくなってきたなーーーとか、そういう所にも悲しみを感じてるので、時間を見つけて、またその時間にあった正しい粒度のタスクを見つけて、自身のアウトプット・インプットを最大化していきたい。

総括

まだまだ子育ても頑張っている!!!

自身のアウトプットが最大化できるように継続的にインプットしながら、リプレイスプロジェクトの成功体験を積み重ねて行くぞーーーーー!!!!!

3年目も頑張る。