スターフェスティバルに在籍して今で大体1年半年弱になるのですが、この度 7月から Kitchen Success というプロジェクト体制におけるTechPdM という役割を担うことになりました。
プロジェクト体制
というのを把握するには上記記事が参考になると思います。
スターフェスティバルはプロジェクト体制というチームを作っており、特定のプロジェクトに対してプロジェクトリーダーを筆頭に エンジニア・デザイナー・カスタマーサポート・マーケター を一つのチームとして開発を進めています。 その中で プロダクトマネージャー (PdM) ・ TechPdM ・ プロダクトマーケティングマネージャー (PMM) といった役割を設けて、そのマネージャーの元でより小さいチームが仕事を進めていくような体制になっています。
自分が所属している Kitchen Success というチームは弊社のお客様である Kitchen
様がより売上を上げていくことができるようなプロダクトを作っているチームです。
ちょうど上記の記事で触れられているソフトウェアの刷新プロジェクトの一貫でもあります。 自分は入社当初からずっとこのチームに所属して仕事をしていました。
ということで冒頭に記述した通り、7月から、これまでのエンジニアとしての業務に加えて TechPdM の役割を担っていくことになりました。 TechPdM
の役割を担っている人は 社内にも何人か居るんですが チームが違うと期待されることもきっと違うので、 TechPdM
として自分はどのような仕事をするのか、みたいなのを書いてみたいと思います。 ( ちなみに、 Kitchen SuccessチームのTechPdM はこれまで空席でした )
以前、↓ こういうのを書いたこともあって、このアウトプットが自分の仕事の指針にもなりましたし、当時の上司が同じような記事を書いている事で働きやすくもあったので、書いてみたいと思います。
TechPdM として何をマネジメントするのか
マネージャー
とあるので、責務は「何かしらのマネジメント」という事になると思います。 僕はTechPdMとしての以下のことを職務としていこうと思っています。
- プロジェクトマネジメント
- チームマネジメント
- パフォーマンスマネジメント(メンタルヘルスマネジメント, ストレスマネジメント)
それぞれ深堀りしてみます
プロジェクトマネジメント
TechPdMとしての仕事の大きな物として、プロダクトチームでやる事が決まった大小様々なプロダクトバックログに対して、見積もりや進捗管理 をしていく事が責務と思っています。 弊チームはスクラム開発で開発を行っていますが、エンジニアチームが安定して開発が行えるスプリントを過ごす事ができる事に対して責任を負い、それによって現在のプロジェクトの立ち位置を正確に把握していくという事をやっていく必要があると思います。
チームが安定して開発を進められるようにするためには、例えば タスクをやる順番に対してブロッカーが生まれないように目線合わせをする事を働きかけていったり、またタスクをやるにあたってブロッカーが生まれそうであれば他チームと喋るように働きかけていったりとかが仕事ですかね。
割と書いているとスクラムマスター的な働き方ですね。w
タスクのアサインまで決まると、弊チームはミドル以上のエンジニアが居て各タスクの進捗については個々人に信頼して任せられるので(タスクに向き合う心持ち的な所は パフォーマンスマネジメントでやる)、タスクマネジメントについてはやらなくてもいいかなと考えています。
最近気付いたんですが、 ここは任せよう
って気持ちを持つのは大事だと思ってて、僕はタスクマネジメントに苦手意識を持っていたみたいで( 「進捗どう?」って聞くのがストレス... ) そこを信頼して任せるのが自身のパフォーマンスの安定につながるなって感じています。 そもそも、聞く必要ないな
っていう気付きがあったの良かったです。
チームマネジメント
TechPdM はエンジニアチームのチームビルディングに向き合うべきだと思っています。 チームのメンバーが優秀でありがたいので、よりチームのメンバーが働きやすくなるように仕事をしていきたいと思います。
例えば、スプリントの振り返りをスプリントの終わりにやってるんですが、今スプリントで見えた課題感を共有してチームでTryを考えるという発進を進めていくのは自分が率先してやっていきたいです。
後は、この辺り うまく言語化出来ないんですが、 エンジニアチームとしての裁量
をもっと勝ち取っていけるといいな、とは思ってます。 もっと 「ペインポイントはこれです。 後は任せます」 ぐらいの課題解決プロフェッショナルになっていきたい、みたいな事なのかな?
オミカレの時の方がチームとしての仕事のしやすさはあったような気がしていて、そのdiffを考えながら現在のチームにあった形で反映できる事を考えてみたいなぁ、とは実は常々思ってたりします。 でも、全然言語化まで至ってません。
また、「決める事」 に対して向き合ってどんどん決めていきたいと思っています。 この半年間ぐらい、大きなプロジェクトを進めてきたのですが、自身のチームとしての意思決定力の低さをすごく痛感した日々でした。 ミーティング内で物事を決めきれなくて、 持ち帰って考えていく事で どんどん意思決定が遅くなってチームとしての速度を落としてしまったという反省があります。
「ミーティング内で決めきる」 といった事をアクションとして しっかりチームとしての意思決定ができるTechPdMでありたいと思います。
パフォーマンスマネジメント(メンタルヘルスマネジメント, ストレスマネジメント)
これは元々僕がチームのメンバーとしてやるべきと思ってやっていた事なんですが、このままTechPdMになっても続けていきたいと思います。
幸い、Slackに分報を報告してくれるメンバーもいるのでここに対しては比較的やりやすくて、傾聴して一緒に考える事を引き続きやっていきたいと思っています。メンバーのモチベーションの低下となりうる所に対して一緒に向き合う事は大事だな、って思ってます。
一日のタスクをある程度朝会で目線合わせしてから一日集中する方が成果が出やすいメンバーもいるので、そのあたりは朝会をうまく活用させてもらいながら、困りごとを吸収するような朝会にしていきたいです。
いわゆる サーバントリーダーシップって言われてる部分だと思っていて、結構僕はこっちの方が得意だったりします。生産性を上げるよりも生産性を下げないようにする事に大して向き合って仕事していきたいですね〜〜。
TechPdM としての悩み
日々悩みはつきないわけですが。。w
この辺はちょっと継続して向き合っていきたいと思いますね〜〜〜
- TechPdM は テックリードでは無いのでは?という気付き
- テックリード と プロジェクトマネージャー は両立無理 (考えるポイントが正反対)
- 挑戦が減ったり、安定するスケジュールが出せる意思決定になりがち
- 何に対してどこまで責任を持つかをどう考えていくかを考える必要がある
- テックリード と プロジェクトマネージャー は両立無理 (考えるポイントが正反対)
- コード書きてぇ〜〜〜
- プレイングマネージャーなので、コードを書く事もやっていく必要がある
- マネジメントやる事いっぱいなので、うまくリソースを配分すると 今週PR 1個しか出してない・・! ってなりがち
- 僕に権限をいっぱい集めちゃう問題
- まあ、一旦僕に集約して皆に分配(委譲)する事を目標にする
- どんどんチームとして働きやすくしていこうなっ!
- ここまでやるなら エンジニアリングマネージャーっぽい?
- キャリアマネジメントはしたくないんだよなぁ。
- 1on1 的な事を 隔週30分ぐらいしてもいいのかな、とかは思ってる
- でも、マネージャーが1on1やりたい だけなんじゃないの? みたいなの is ある
まとめ
TechPdM として以下をやっていく
- プロジェクトマネジメント(スクラムマスター)をやる
- チームマネジメント(チームビルディング)をやる
- パフォーマンスマネジメント(サーバーントリーダーシップ)をやる
エンジニアとしても、めちゃくちゃある課題と日々向き合って "何をやって" ・ "何をやらないのか" ・ "どこにいくのか" をしっかり考えながら仕事していきたいですね〜〜〜。
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