リモートワークを実践するにあたって気をつけてる事をピックアップしてみた

お盆も終わり、如何お過ごしでしょうか! 自分のお盆期間は実家に帰ったり、大半を子供と遊んで過ごしました!

あんま技術的なキャッチアップをする事はあんまりなかったので、お盆空けにスムーズに仕事に合流出来るようにキーボードを打ちながら体を慣らして、日々の仕事のリハビリをしたいと思いますっ!

これを書き始めたのは 8月16日だったんですが、 ああでもないこうでもない・・ と反芻しているうちに お盆明けとか遠い昔って話になってますw

先月の出来事を振り返り

stafes.co.jp

先月、所属している会社で14回目の創業記念日を迎え、事業戦略ミーティングと「七夕祭」が開催されました。そのタイミングで日本全国の社員の方が一同に介し、15期に向けての事業戦略の目線合わせと普段会えない方と懇親会で親睦を深める機会がありました。

note.com

自分の所属しているプロダクトチームでは 北海道・福岡・神戸・岡山・ 神奈川 と様々な地域の人員にて構成されており(w)、懇親会では普段会えないチームの方と対面で会うことが出来て、親睦を深める事が出来ました。その時に印象的だった事として 自分が 「今回、〇〇さんと初めて会えました」 と言うと驚かれたりとか、 ikkitangと初めて会った気がしないですね といった言葉を頂く事が多かった事が印象的でした。 詳細を聞いてみると 「自分のリモートワークが上手」 という評価を頂いている為でした。(まあまあ酔っ払ってたので、深掘りできずw)

ここで、実は普段、自分が当たり前のようにやっていることでも、言語化してみる事で他の方の有意義になる事があるのでは?と感じ、リモートワークをやっているにあたって、意識している事を記述してみようと思います。

前提

  • 社会人 11年目
  • 現在、3社目で、リモートワークは 2社目でコロナ禍からやってる(リモートワーク歴? 4年目)

意識している事

意識している事を書いていこうと思ったんですが、細々したのを上げてもキリがなさそうだったので、特に意識してるな、って思った物を2個ピックアップして書いてみようと思います! ざっと、箇条書きにすると、以下です。

  • テキストコミュニケーションを利用して、自身を表現する事
  • リモートワークで使えるコミュニケーションの特徴を理解して、適切なコミュニケーション手段を使う事

それぞれ詳細に考えてみたいと思います。

テキストコミュニケーションを利用して、自身を表現する事

昔、こんなエントリを書きました。 www.ikkitang1211.site

これが結局一番リモートワークで意識している事かと思います。
リモートワークは 生産性の向上 を目的に導入されます。 リモートワークをする際、「評価者」 はインターネットの向こう側にいるので、インターネットの向こうにいる 「評価者」 に自分の生産性が把握できるように仕事をしていく事を意識しています。

「評価者」の視点からみて自分の生産性を確認するのは、インターネット上に公開された自分からのアウトプットを認識する方法しか無いので、 「チャットツール(Slack)で自分の状況を逐次表現する」という事をやっています。 ここで、「評価者」と表現したのですが、評価は色々な観点がありまして、例えば、身近な所でいうと僕は「進捗確認」が嫌いなので「評価」は「進捗」 で、 評価してほしい人は エピックやタスクの粒度において進捗を知っておきたいステークホルダーやマネージャーになりますね。(マネージャーの人、僕の進捗が分からない時は気にせず確認してくださいw) なので、進捗確認をしなくても良いよう 信頼を勝ち取って、 (チケットの更新だけしておいて)後は「順調です / 遅れてます(取り戻せます) / 遅れてます(間に合わないです)」 ぐらいの楽な口頭コミュニケーションでにしたいというモチベーションを意識しています。

さて、「表現する」とかカッコつけて書いてたんですが、それについても言及します。まず、意識している事としては、非言語コミュニケーションもテキストにする、という所です。(カッコつけて書いてますが、ブログを書くにあたって 「非言語コミュニケーション」というキーワードを知りましたww)

非言語コミュニケーションは、以下の Chatwork さんの記事が参考になるかと思います。

go.chatwork.com

上記記事の他にも メラビアンの法則 というのがあり、人間はコミュニケーションする際、7% を言語から 残りの 93%を非言語(視覚情報・聴覚情報)から得てるという話もあります。ここでは、コミュニケーションは言葉以外から 表情 とか 抑揚 とか そういった物を工夫するとより伝わりやすい事実があるといった事を知っておくべき事が重要で、それを テキストコミュニケーションで表現する事で リアルタイムでのコミュニケーションに近しい事がオンラインでもできるといった事を知っておく事が重要です。

じゃあ、どんな事しているか?というと、自分が発言するときは ちょっと大げさに感情を入れてチャットする、といった事をしてます。(それだけ?感あるw) 我々は訓練されたインターネット民なので、 クソワロタ って真顔で打つ事ができますし、他にも文章の末尾に 「w」を入れると 笑っている状態を表現する事ができ、その数に応じて、爆笑度合いを表現することができます。 また、弊社は 無駄に 感嘆符をつける文化があるので 「ありがとうございます!!!!!!!!」 みたいなのとか、 各会社の文化に応じた Slack絵文字 :wakaru: とか :tensai: とかを使っていくのも良いかと思います。

そういったテクニックを使いながら、効果的に視覚情報を表現していく事でテキストコミュニケーションをうまくしていける事ができると思っています。 先に上げた「進捗」の例だと 「進捗が進んでそう」 といったポジティブな投稿をしているか or 「悩んでる・詰まっている」 といったネガティブな投稿をしているか というのが分報のような形で把握できるようにしてます。

逆に自分がコミュニケーションを受ける場合は、絵文字リアクションを多用するなどして、相槌を表現するなどといった心がけをしています。

リモートワークで使えるコミュニケーションの特徴を理解して、適切なコミュニケーション手段を使う事

昨今は本当にありがたい環境で、色んなリモートワーク向けのコミュニケーション手段があります。 テキストチャット、音声チャット、ビデオ通話 などです。

テキストチャットは Chatwork , Slack など テキストを投稿して会話をやり取りする手段、音声チャット は Discord や Slack Huddle など 音声でやり取りする方法、ビデオ通話は Zoom, Google Meet など ビデオをつけて相手の顔を見ながら会話する形式です。

これらのコミュニケーションについて、どのコミュニケーション方法が向いているかどうかを知った上でコミュニケーションしていくようにしています。 例えば、音声チャット・ビデオ通話はテキストよりも早くコミュニケーションを取る事ができる、同期コミュニケーションであるという便利さがありますがが、 音声チャット・ビデオ通話の場にいない人には議事録を取るなどしないと、情報を他の人に伝達する事はできなくなってしまいます。

一方、テキストコミュニケーションは 常に情報が残り続ける為、書いた情報が議事録となるので、わざわざテキストに起こす必要はありませんが、非同期なコミュニケーションになるので 「障害対応」 や 「ブレスト」 など 一つの話題に対して集中してメンバーで作業をしたい場合にはあまり向かないな、という印象を持っています。

要はバランス これはどちらかが優れている、という話ではなくって、チーム事情とか、各コミュニケーションの場に合わせて適切にコミュニケーション方法を選択するのが良いって話で、自分はその辺を意識しながら使っています。 例えば、ビデオ通話・音声チャットの話とかだと、自分は、TechPM という役割を担っているので、音声通話を続けてクローズドな場での意思決定が増えていってしまうと「自分の知らない所で何かが決まっている」 という不安感をメンバーに与えてしまう事になります。 その為、適宜情報をストックするなどしながら、例えば 技術選定をしたら ADR といった書式を使うなどして残すなどをしていく必要があります。

各コミュニケーションの場に合わせて適切にコミュニケーション方法を選択するのが良い という話をしましたが、 それを適切に選定するには、フロー型の情報ストック型の情報 というのを考えていくのが楽でした。

www.typetalk.com

あとがき

なんか色々考えてたら、これで良いんだっけ?とか思い初めてしまってブログ書くのに 4日ぐらいかかっちゃいました・・・!w そうこうしてたら、最近は Twitter X でリモートワークの話が話題になっててこのタイミングで投稿するの嫌だなーーーって気持ちですw

自分は熟考タイプの人間で、それなりに考えを巡らせないと 自身の意見を言ったり、またそれを言語化したりするのが苦手なので、その 無言時間 が許容されてるテキストチャットツールが生まれてありがたいな、と思う日々です。

うまく活用しながら、よりよいアウトプットを続けていきたいっすね!!!!!!!

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