10月07日(土) に 約3年ぶりにオフラインで中国地方DB勉強会を開催しました!
前回はオンラインにて開催をさせて頂いたのですが、そこからも約2年振りの開催になりました。
なお、前回のオンラインの時の動画も公開されておりまして、こちらになります。
今回のDB勉強会の開催にむけて
先程にも書いた通り、今回のDB勉強会約3年振りの開催でした。 PostgreSQLは、年1でメジャーバージョンアップを行っているので、3つもメジャーバージョンが上がっている事になります。
コンテンツを考える中で最新の情報をお届けする回にしたい。でも、最新のバージョンの変更は実は数個前のメジャーバージョンで行われた機能を強力にした物も多く、この3年間の振り返りをしながら最新の情報をキャッチアップ出来るようなストーリーを作って頂いた方が来ていただいた方にも良いキャッチアップの機会を得ていただけるのでは、と思い 数年に渡ってキャッチアップをされているような信頼出来る講師の方にお話をして頂こうと思いお声を掛けさせていただきました。
また、メジャーバージョンに追従していくには バージョンアップが必要不可欠です。
必ず向き合っていく必要があるタスクであって、逃れられない物だと思います。 そういったメジャーバージョンと向き合う為のノウハウをお持ちのそーだいさんにもお願いして、今回の中国地方DB勉強会を参加するはこびとなりました。
当日の様子
当日の X(Twitter) での様子としては、以下です。
また、当日の動画も公開をしております。 是非、チャンネル登録・いいね をよろしくお願いします!(未公開のものは調整中です)
参加確認等はしなかったのですが、用意していた会場は満席でした。また、参加者の7~8割の方々が30分前ぐらいには会場にいらっしゃっていて、改めて前任のそーだいさんが作り上げられた 中国地方DB勉強会 ブランド ってすごいな〜〜って気持ちになりました。
各セッションについて
MySQL8.0の振り返りとMySQL8.1の新機能
初回のセッションとして、 Yoshiaki Yamasaki (@yyamasaki1) / X さんにお話しいただきました。
激動( ※ 主観です) のMySQL 8.0.x のバージョンの情報に加え、今後の MySQL 8.1 , 8.2, ... と続いていくリリースがどのような思想で行われていくのかという点をお話しいただきました。期待通りのセッション、そして想像以上の素晴らしいセッションでとても楽しい発表でした。
お話の節々に 「こういうサイクルでメジャーバージョンアップの予定を組んで頂くのが良いでしょう」といった形で、今回のDB勉強会の意図とかも組んで頂きながら発表頂いた所が非常に嬉しく、ありがたい気配りだったなと感じております!
スライドは以下です。
MySQL8.0の振り返りとMySQL8.1の新機能 / MySQL80summary+MySQL81 - Speaker Deck
MySQL HeatWave 最新アップデート+α / MySQL HeatWave Update 202310+a - Speaker Deck
データベースのメジャーバージョンの軌跡 ~ MySQL、PostgreSQLの最新に追従する ~
次のセッションとして、 そーだい@初代ALF (@soudai1025) / X さんにお話いただきました。
これぞ、 ”アウトプット" というような超大作・永久保存版のお話を頂いたような気がします。 割とリアルにこの知識を知っておく事で 10年ぐらい生きていけそうですね。
また、実際にバージョンアップをご経験されている事もあり、バージョンアップによって影響を受ける事 と 実際に現場で見たご経験からの紹介をされながら、軽快にお話頂いたのも そーだいさんにしかお話できない という点で貴重な経験でした。
スライドは以下です。
PostgreSQLとMySQLのメジャーバージョンアップのためのチートシート作った - そーだいなるらくがき帳
最新機能まで総ざらい!PostgreSQLの注目機能を振り返る
最後のセッションとして、 こば -Koba as a DB engineer- (@tzkb) / X さんにお話いただきました。
PostgreSQLの3年間バージョンアップの総ざらいという事で機能についてご紹介いただきました。 セッションの中で機能の紹介とそれに関連する 何に困っていたか
・ これによりどうなるのか
というのを分かりやすく紹介頂いて、スッと入ってきた印象でした。
今回、参加者のクラウドの内訳としては、 AWS が大半だったのですが 各種クラウドについても対応状況をまとめてくださるなどして、参加者に寄り添っていただき感謝でした。
スライドは以下です。
最新機能までを総ざらい!PostgreSQLの注目機能を振り返る(第32回 中国地方DB勉強会 in 岡山 発表資料) | PPT
LT
今回、事前アンケートにより LT をお話しても良いよっていう方々に私の方からお願いをしてお話しいただきました!
- Amazon RDS for MySQL v8 へのみちのり
- インフラエンジニアの観点から知見共有いただきました!感謝〜!
- having vs where
- having句 と where句の違いについて、実行計画を比較しながら違いをまとめていただきました。 目の付け所がすばらし・・・! 感謝です!
- Amazon Timestream 使ってみた
- オチ〜〜〜w 発表慣れていらっしゃる・・! 感謝でした!
- 数理データサイエンスコースの学生にDBを教えた話
- 大学で先生をされている方にお話しいただきました。コロナ後、活発になってきたコミュニティ活動に参加したいと思ってご参加頂いたとの事。とても嬉しかったです。
総じて 最高のセッション でした。
講師の方々、ありがとうございました!
自身の Good/More ポイント
今回、3年振りのオフライン開催でした。 この #32 の中国地方DB勉強会、ほぼほぼ自分の方で準備しちゃったんですが、色々と良かった点・課題点 など見えてきたので まとめておこうと思います。
Good ポイント
- 早い段階でセッションの概要を提出頂いて周知出来たこと
- 新型コロナウイルスとの共存を意識して開催出来たことは良かったので継続する
- PayPay による懇親会費の集計 よかったので継続したい
Moreポイント
- 質疑応答の時間が無かった
- せっかくのオフライン、交流の場であるのに 質疑応答の時間を設ける事が出来てなかった.
- 5分程度で良いので、質疑応答の場を設けた上でタイムスケジュールを決める
- そういう意味でいうと、フィードバックのアンケートとか収集しても良いかも
- また、大きいセッションの枠毎に休憩をとる!(ギチギチだった
- せっかくのオフライン、交流の場であるのに 質疑応答の時間を設ける事が出来てなかった.
- 割と一人で全て進めて、他のスタッフの方に頼ることを怠ったこと
- これは、まあ数年、中国地方DB勉強会のアクティブが無かった、というのに要因がある。DB勉強会のSlackが機能してない。今後、アクティブをあげていかないといけないし、もう一度信頼を取り戻していく必要があるなーーーって思います。
- 後、タスクの見える化を怠ってたので、「これ、助けてほしいです!」みたいなの言える状況にしてなかったのもあって、タスク管理の方針を決める
- 中国地方DB勉強会 のサイトを更新しなかったこと
- dbstudychugoku.connpass.com こんなんあるので、Feed 拾って自動でPR投げてくれる状態にしたい.
Moreポイント色々あるんだけど、Tryとしては絞って3つ。進めていこうと思います.
まとめ
今回、岡山のコミュニティ所属の多くの方が参加いただき、とても久しぶりにお話をする事が出来ました。
「戻ってきた感あるね」 と自分に向けて話をして頂いた事が非常に嬉しかった。自分も戻ってきた感を実感する事が出来る勉強会でした。
引き続き、今後も魅力的なコンテンツを提供出来るように考えていきたいと思いますので、何卒 中国地方DB勉強会のConnpass グループのフォローよろしくお願いいたします。