(2日目) 顔見知りが居ない会社・チームにJOINする時に意識した事

この記事は スターフェスティバル Advent Calendar 2021 の2日目の記事です。

qiita.com

昨日は @kajiken さんの スタフェスの 「エンジニアブログ」 はじめました でした。

zenn.dev

会社紹介含めて 開始 という感じのブログでしたね〜。

このブログ、Githubで書かれていて、ブログをレビューされたりしていて、面白い文化が見えた気がしました。

さて、本題

という事で、本題です。 私は 2021年の今年、 スターフェスティバル(通称: スタフェス)にJOINしました。

経緯はこの辺なんですが、選考はすべて リモートでしたし、実際にお会いした事ある人は カジュアル面談してもらったytakeさんとCTOの sotarok さんだけでした。 その他の方は誰も知らない、という状況の中、フルリモートで仕事をしていく状況での入社でした。

フルリモートによる在宅ワーク、というのコロナ禍の影響もあり 昨今の転職市場で頻繁に見かけるようになりました。 この記事は、そんな状況下で自分が意識してみた事をアウトプットしてみたいと思います。( 会社の人たちが自分にしてくれた事 とかも書きたかったんですが、それはまたの機会に ... ) 大なり小なりのバイアスが掛かっているとは思いますが、この記事が 今後フルリモートをやってみようとしているプレイヤーの方、もしくは フルリモート環境で新しいチームメイトを受け入れようとされるチームのマネージャーの方のアクションの一助となれば幸いです。

ちなみに、弊社は開発メンバーをどんどん募集していますので、弊社へのJOINも大歓迎です!!!!

どんな事をやっているかどんな人達が働いているか も重要だと思いますが、以下 2記事が参考になると思います。

note.com

blog.ytake.jp.net

という事で、本題。

まずは、一番意識をしていった行動指針について記述していこうと思います。

自律を勝ち取る

soudai.hatenablog.com

自律を勝ち取る この言葉を伝えてくれたのは元上司の soudai さんなんですが 一番目指した所はここでした。

端的にいうと、 「あ、こいつ放っておいても大丈夫だな」 という期待値をチーム・会社内で得て、 "仕事をやりやすくする" って感じですかね。

そのためには、パフォーマンスを安定させる必要があって そのためには "モチベーション" の波を一定にして 一貫したパフォーマンスを維持させていく必要があるな、と思ってるんですが、自分は割と自身の行動に対して成果を低く見積もりがちという性格があります。 高い目標を持って行動したい という気持ちと相対する話なのかもしれません。 「この会社で俺はやっていけるぞ!」という「不安」に打ち勝つための芯みたいなものを早めに作る事で、それを担保していこうというのが行動指針でした。

「不安」 と向き合う

「不安」という言葉が出てきましたが、自分は「不安」というのは自信の無さによって来ると捉えています。

この「不安」感を覚えるときに思い起こす出来事があります。

以前、オープンセミナー2019@岡山という岡山の勉強会にて、スポンサーセッションを担当させていただいた時の事です。 セッションを控えて控室に居たのですが、自分は非常に緊張をしており、その時、一緒に控室にいらっしゃったもうひとりのスピーカーの方に 「緊張しますね」という感じで話かけて緊張を和らごうとしていました。

お相手の方も、ある程度付き合ってくださり自分の緊張が少しほぐれてきた所で 「不安・緊張というのは、自信の無さから芽生えるものだと思いますよ。 私は今日のために 〇〇さんに3回素振りを聞いてもらったり、別の人の前でも素振りを聞いてもらったり、そんな準備をしてきました。高橋さんが緊張するという事は、多分それが足りてなかったんだと思う。 次はこれだけ準備をしたんだから、大丈夫という自信をつけて登壇に臨まれると良いと思いますよ」というアドバイスをくださいました。(文章にすると、捉えづらいが非常に威圧的な事は何も無かったです)

言われてみれば当然の事なのかもしれませんが、自分はそれがすごく刺さったのをとても覚えています。 特に、「こんな準備をしてきた」 というのが 5W1H が非常に明確で具体的だった事に強く感銘を受けました。 自分も登壇について準備をしていなかった訳では無かったのですが、そこまで具体的に成果をあげられるか?というとやはりその時点では そこまでの成果は持っていなかったんだと思います。

。。。非常に話がそれましたが、これが自分の行動指針の根幹です。 不安を払拭する = 自信を持って、スタフェスでアウトプットを出すために、 「分かりやすい成果を積む」というのを意識してチームのJOINする事としました。

分かりやすい成果 と向き合う

分かりやすい成果を出していく中で自分が主にやっていった事は以下、3つでした。

  • 重要だけど緊急では無いタスクに積極的にセルフアサインしていく
  • 所属プロダクトチーム以外の人とのタッチポイントを増やす
  • 思考に対するアウトプットをできるだけ残す

重要だけど緊急ではないタスクを積極的に拾っていく

成果 というと重苦しく感じる人もいるかもしれません。 でも自分が出した成果は別に特別なものでもなく、一般化できる物だと思います。

まず、簡単な所として、自己紹介エントリー的なのを社内Wikiのマイページ部分に書いて共有するをやってみたり、開発環境を立ち上げる中で、補足があったほうが良さそうな事や、今はフローが変わってしまった物などについて、修正してなる早でプルリクエストを出すみたいな事をやっていました。

そして、翌日(一週目)からの行動ですが、自分はここが一番楽しいタイミングでチャンスだらけな時だと思っています。

開発に従事していると、緊急度が高くて重要な事はアサインされやすいけど、重要だけど緊急度がそこまで高くないタスクが大なり小なり残ってたりすると思います。

例えば CI/CDの改善とかですね。 スタフェスでは Github Actions が盛んに利用されているのですが、そこに改善点とかが転がっていましたし、また、当時は ちょうど ビッグプロダクトのリリースタイミングだったりしたので、プランニングに出たタイミングで、ドメイン知識をそこまで要求されないタスクを「ください!」ってもらっていったり・・積極的に手を挙げる行動をやってました。

所属プロダクトチーム以外の人とのタッチポイントを増やす

また、プロダクトチャンネルと自分の分報チャンネルとオンボーディングチャンネルを大分利用していていました。

プロダクトチャンネルでは、プロダクトについて話をするというのは当然ではあるんですけど プロダクトチャンネル以外の人達とは話がしづらかったりするので、プロダクトチャンネルでやった自分の成果を 分報チャンネルで 「こんな事できたぜ!」ってやってみたり( 今見たら、プルリクの approve を スクショとって貼り付けてて草 ) してました。

そこで、自分の所属するプロダクト外の人とかとも交流出来た事が良かったですね。

ちなみに、 弊社には random チャンネルもあって プロダクト開発部全体で雑談するようなチャンネルもあります。 前職でも はてブとか良さげな記事を見つけたら 分報チャンネルに共有してたのですが、それを random チャンネルに上げてみたり・・! ほかの人が上げてる記事についてコメントしてみたり。

とにかく、まずは色んな人と交流してみてたのを覚えています。

思考に対するアウトプットをできるだけ残す

ある程度、なれてきてからは タスクへの WHY に対する ドキュメントを社内WikiやGithub内に残すようにしました。

Whatはチケットに残るんですけど、過程は残らなかったりするのでそこに対する思考過程的な事ですかね。 ジュニアメンバーがそこそこいるチームにJOINした事もあって、キャッチアップを容易にしたい意図もありました。 自分もジュニアの頃、人の考え方とかめちゃくちゃ参考にしたからってのもありますね。

残し方は 前職のオミカレ社でもお世話になった、川島さんの 実践ADRを土台にしてます。

scrapbox.io

DB設計・バックエンド実装を担当する事が多かったので、どこまでの視点で実装を進めたか、みたいなのを割と残してます。

最近もこれがあった事で 他のチームメンバーがシュッとキャッチアップしてくれて、仕様変更に対応してたのが印象的でしたね。

結局、自律は勝ち取れたのか

入社から 9ヶ月が経ちました。

具体的な成果 という点で 「このドキュメント」「このアウトプット」と出せる状態にもなって来た実感があります。

「こういう仕事、ikkitang 任せても良い?」 みたいなのが増えてきたのも、着実に自律が勝ち取れてきた証拠なのかな〜って感じですね。

気持ち的には平穏無事に仕事ができてるのかな〜とは思いますが、エンジンがそれなりに回転してたりするスプリントもある印象もあるので その辺うまく仕事していきたいな、っていう感じですね。

って事で・・ちょっと大分長文になってきたのでここらで筆を置きたいと思います。

明日は yoshifujiT さんの 社内で輪読会をしている話 です。

この輪読会、自分も参加させて頂いていてスタフェスに来て良いと思った文化の一つです。 yoshifujiT さんは常に先導して輪読会を開催して頂いてて リーダーシップがあって・・一緒に働きたいって思える尊敬するチームメイトですね。

こう、ご期待!!!