テックリードとして奔走した2020年度の通期が終わったので振り返る

10月末で オミカレの通期が終わった。気が向いたので振り返ってみる。

今年1年のあれやこれや、はまた別のエントリで振り返ると思うので、今エントリは オミカレ という会社にフォーカスする。

ちなみに、 今年1年のあれやこれや... みたいなの は去年だとこんな感じのブログでまとめてる。 今年も書くのでお楽しみ(?)に。

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変遷期であった上半期

今期も頑張っていくぞ! と走り出してすぐの11月末頃。 当時CTOのそーだいさんから退職の旨を聞いた。いつまでも居る人では無いと思っていたので、聞いたその瞬間はそこまで驚きが無かったけど、ホテルに帰って一息ついた所で、頭が真っ白になって「どうしよう...?」って不安になったのを覚えてる。

今も、益々のご活躍という感じで活躍されてて、すごい人と働けたこの期間は自分のキャリアにとっても非常に貴重な経験だったな、と思ってる。

12月末には、「高橋君にそーだいさんが担ってた技術の部分をテックリードというポジションで引き継いでほしい」 みたいなお話を頂いた。 少し悩んだけど 「やってみたいです」 とお受けした。

テックリードとしてどういう風にやっていきたいか、みたいなのは最初にブログに書いてみた。

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だけど、このブログを書いて、1〜2ヶ月 ... 新型コロナが流行した。

弊社は婚活パーティーのポータルサイトを事業として提供している。事業の特性上 やはり影響は大きかった。 当時進めていた開発を止めて、婚活パーティーをオンラインで出来るようにカスタマイズしたりしてた。

prtimes.jp

割と突貫で作った割にはきれいな設計に落とし込めたよな〜、とか 実装にあたって ホワイトボードで設計とかアサインを決めるみたいなのが出来たのは良かった所だったな、って思ってる。

とはいえ、この頃は相当なプレッシャーがあった。会社としての一大プロジェクトにアサインされることも多くて、これまで通り .. これまで以上にプレイヤーとしてのバリューは出しつつ、テックリードとしてチームをまとめたり技術方面の意思決定をしたり、とても忙しかった..(まあ、忙しくしたのは自分)。

ポジティブに捉えると、テックリードというポジションの仕事をするのは人生で初だったので、そういう意味では非常に良い経験ではあったかな、と思う。

コロナ禍の中でもっとも変化が大きかった下半期

5月は緊急事態宣言から始まった。 相変わらず大変な時期が続いていた。

自分は5〜6月からまたまた会社の一大プロジェクトの技術方面の中核を担うプレイヤーとしてアサインしてもらった。 フロントエンド から バックエンド 、 インフラ層まで 割と全ての技術選定に携わったりした。

とはいえ、僕だったりメンバーの人は100%バックエンドの人が多いので、フロントエンド領域については 社内のフロントエンドの方に相談して、とても尽力頂いた。

バックエンドやインフラ層については外部技術顧問でもある kawasima さんのお力を大いにお借りした上で設計を進めた。

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設計後については、 バックエンドより後ろの部分の実装を進めた。(割とフロントエンドよりのプロジェクトだったので)

特にインフラ層については、当時は社内にインフラエンジニアの方が居なかったので、ほぼ自分でやりきるパワープレイを敢行した。 AWS のリソースを CircleCI , Terraform, Ansible で管理する、みたいなのをやってて。 結構前からやりたかった事が出来たなって思ってたりする。

こんな感じ、プレイヤーとしてはそこそこのバリューは出せたと思う反面で、マネジメント業としてのリソース管理だったりタスク管理だったりとかは、本当 ひどかったという反省がある(´・ω・`)

チームのメンバーの方だったり 外注として入って頂いた方が本当優秀でいい感じに汲み取って頂く事で助かった部分が本当に多くあった。その上で、もっと気持ちよく仕事して頂けるような努力は出来たのかなぁ?という悲しさみたいなのがある。

もうすぐこのプロジェクトも終わりで、なんとか良い成果が出てほしいと願っている。

さて、話は変わり、この下半期ではメンバーの一人の方が退職された。 次のステップに進まれるという所でその方のキャリアとしてはめでたい事だと思うし良い話なんだけど、自分も非常に良い影響を受けてた方だったので、ショックは大きかったな(笑)。

後は、6月ぐらいから月1で チームの人達 (6人) と1時間、1on1をする事にした。 僕自身、あんまりサービスに対して「こうやって行きましょう」みたいなのが無いので、各メンバーがより良いパフォーマンスを出せるようにしていく、というのが自分の会社貢献の一つかな、って思ってる。

口下手なので、心配だったんだけど 今の所なんとかなってそう・・? 1on1をやる事でメンバーの気持ちや思いに触れられる機会が増えた。 大変だけど、相応のリターンを得られていると思う。

逆に僕にフィードバックしてくれる人が減ってしまって、「ちやほやされてぇ〜」 とか 良くも悪くも「評価されてぇ〜」 みたいに思う事も多かったなぁ。

下半期は正直、コロナ禍の影響だったり、会社の一大プロジェクトとの関わりの中で、メンタルが不安定になってた期間が凄く長くあった。 仕事も何も手をつかなくて、毎日が本当に楽しくなかった。

カウンセリングをして頂いたりとかして乗り切れたりしました。 その節は本当にありがとうございました。。!!

なんとか今は元気です。

通期を振り返って思う事

プレイヤーとしては、そーだいさんが抜けた後の穴埋めが結構出来たと思うし それが自分の成長に繋がったという期間だった。 まあ、そりゃ 「そーだいさんが居たらもっと良い決定をしていたかも」 みたいな たられば もあるけど笑

僕には僕のカラーがあって、高橋というテックリードが居るチームの中でいい感じに意思決定が出来た通期だったんじゃないかな、って思う。

だって、我ながら、良いDB設計だな! って思う事も多かったし!w 後半のプロジェクトとかはフロントからバックエンド、インフラまで技術選定に携わったからこそ、フロントからのリクエストを意識しつつ レスポンスを組んだり出来たのでそこは良かったと思う。僕の強みだと思いたい。

でも、チームのマネージャーとしてはまだまだで、割と「自分がやらないと..」 ってやる事が多い。 そこを一段踏み込んで、もっとメンバーを頼れば良いと思う。 信頼して任せる みたいなのを今期の後半頃から実践出来始めたというのもあって、任せた人は本当後半すごいバリューを出されていてとても楽しかった。もちろん、その人が頑張ってバリューを発揮されて成果に繋がったという事だと思う。 来期もきっとすごいバリューを出されるんだろうな、って思ってて期待感が高まる。


僕のオミカレでの旅はこれからだ・・!

という事で 来期も頑張っていくぞ! オー!!